問題を解決したい?ではビジュアルシンキングしよう
上の図を見たことがありますか?
アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が紙ナプキンの裏に書いたアマゾンのビジネスサイクル図です。 有名なので見た方も多いかと思います。
紙ナプキンに限らず、その場でイメージをこんな風にシンプルにサクッと描けたらカッコいいものです。
こんなのどうやったら描けるの? ということで「The Back of the Napkin /Dan Roam (著)」を読みました。
この本ではベゾス氏の紙ナプキンのようなダイアグラムを描くための「ビジュアルシンキング」を体系的に説明、フレームワークとして確立されています。 役に立つので、私も使っています。
実践オススメなので、 本の内容の基礎的な部分をご紹介したいと思います。
ビジュアルシンキングで何が得られる?
例:
- 目、心の目で見てビジュアル化し、問題の中に隠れた解決方法やアイデアなどが浮き彫りになります
- アイデアを素早く直感的に育て、シンプルに他者に共有できます
私、絵が苦手なんですけど。。
丸、四角、矢印が描けるならOK!
ビジュアルシンキングのプロセス
ビジュアルシンキングには4つのプロセスがあります。
Look(見る)
情報を集め、おおまかな評価をします。
See(視る)
どの情報が価値があるのか精査し、パターンを認識します。
Imagine(想像する)
集めた情報を操作します。目を閉じて見ること、もしくはそこには無いものを(頭の中で)見ることです。
Showing(見せる)
パターンを見つけ、それらを操作して何か新しい物事を発見できれば、他者にそれを共有しましょう
これらのプロセスを直線的ではなく、サイクルとして行います。
See のための6つの切り口
- 誰が/何が
- どれだけ(数、量)
- どこで
- いつ
- どのように(1〜4の組み合わせ)
- なぜ
Imagine のための5つの基準
See は Showing につながる
見る切り口は表示する形につながっていきます。
想像した時のスライダーの結果によって形態が変わりますが、内容が深すぎるので割愛しておおまかに示します。
コンボした例
まとめ